生理不順はクラミジアが原因?アジスロマイシンで治療

女性の4人に1人は生理不順に悩まされていると言われています。生理不順には様々な原因があります。女性ホルモンの分泌量が減少していること、自律神経系が乱れていることなどが挙げられますが、クラミジア感染症でも生理不順が起こることがあります。
クラミジア感染症はクラミジア・トラコマチスという細菌の一種によって引き起こされる感染症です。主に性行為によって性器に感染します。女性の性器の方が性行為の際の接触面積が広くなるので感染する確率が高く、男性の5倍程とも言われています。またオーラルセックスを行った場合には咽頭部に感染することもあります。女性の子宮頚部に感染すると子宮頚管炎を引き起こします。クラミジア感染症になってもほとんど症状が現れることはありません。女性の感染者の場合には80%が無症状のままだと言われています。しかしまれに生理不順や腹部の痛みが症状として現れることがあります。このような症状が続いていて、性感染症に心当たりがある女性は早めに病院を受診してください。クラミジア感染症を放置しておくと、卵管炎、卵管狭窄を引き起こし、それにより不妊症、子宮外妊娠が起こってしまうことがあります。
病院での治療で使われる主な薬がアジスロマイシンという薬です。アジスロマイシンはマクロライド系抗生物質の1つで、主にジスロマックという商品名で販売されています。性器のクラミジア感染症に対しては、アジスロマイシン1000mgを1回だけ服用することになります。これによって10日間体内に有効成分が残り、効果が持続します。副作用としては主に下痢が起こることがあります。これは腸内の腸内細菌もアジスロマイシンの影響を受け、死滅し、腸内環境が乱れてしまうからです。