クラミジア感染症がうつる確率とアジスロマイシン治療

クラミジア感染症はクラミジア・トリコマチスという細菌によって引き起こされる感染症です。性感染症として有名で、性感染症の中でも特に若年層に感染者が多いことが特徴的です。性行為を経験した高校生の10%程度がクラミジアに感染していると言われています。またクラミジア感染症は女性に感染者が多いことが知られています。女性の感染者数は男性の5倍であるとも言われています。さらにクラミジア感染症は自覚症状が出にくいことが特徴となっています。特に女性の場合には感染者の80%は症状を感じません。よって放置することが多く、これが将来的に不妊や子宮外妊娠の原因となったりします。その時にクラミジア感染に気付く場合も多いようです。
このクラミジアが性行為によってセックスパートナーにうつる確率に関してですが、コンドームを装着していない性行為の場合には約50%の確率でうつると言われています。淋病が30%、エイズが1%以下と言われているため、非常に高い確率でうつると言えます。
クラミジア感染症にかかった場合にはアジスロマイシンという抗生剤による治療がよく行われます。アジスロマイシンはジスロマックという商品名で日本では主に販売されています。アジスロマイシンは細菌のタンパク質合成を阻害することによって細菌感染症に対して治療効果を発揮します。通常の感染症治療の場合にはアジスロマイシンを1日500mg3日続けて投与しますが、クラミジア感染症の場合には1日1000mgを1日だけ投与します。これによって初日から10日間効果が持続します。この薬物治療のクラミジア感染症に対する有効率は90%と言われています。ほとんどは有効性を示しますが、一部は無効となってしまいます。